巻き爪を改善させるにはどんな方法があるのか?
いろいろな方法があるので、迷われているかたもいらっしゃると思います。
そこで一般的に病院で行うものと、整骨院などで行う矯正法があるので、まずはそれぞれの特徴を説明していきます。
大切な時間とお金を後悔したくない人はお読みください。
病院での手術について
①手術【鬼塚法】
爪の巻いている部分を切除する方法。
②手術【フェノール法】
巻いている部分を丸ごと根元まで切り取ります。その後、皮膚を縫合します。さらに、そこに爪が二度と生えてこないようにフェノールという薬液をつけて、爪の根っこを取ってしまう方法です。
【メリット】
・改善が早い(手術は1回で終了)。
・保険が効くものもある。
・その時の痛みはなくなる
【デメリット】
・術後や麻酔時に痛みを伴う。
・爪が変形する。
・手術をしてもまた再発してしまう。
・入院が必要な場合もある。
・爪が細くなり見栄えが悪くなってしまう。
また手術ではないですがマチワイヤーという方法もあります。
③マチワイヤー法
この方法は爪の端に穴を空けて、ワイヤーを入れるものです。この方法にもメリット、デメリットがあります
・痛みがない。
・10分ぐらいで終わる。
・日常生活に負担がない。
・ワイヤーを買って、自宅でもできる。
・割れる場合がある。
・爪に負担がかかり、おかしな形になる場合がある。
・対応できない、もしくは変化しない爪も多い。
(特にもろくて薄い方はやめたほうがいいです)
・見た目が悪い。
次に接骨院などでよく行われる矯正法について
①スパンゲ法
古くから巻き爪矯正でおこなわれている、ドイツ生まれの巻き爪矯正法。これは爪に特殊なプレートを接着し、プレートの戻ろうとする力で、巻き爪を矯正する方法。
【メリット】
・簡単。貼るだけ。
・痛みがある場合でも負担掛けずに施術可能。
・ネイルができる。
【デメリット】
・矯正力弱い、矯正できないケースも多い。
・矯正中に、貼り付けたプレートが剥がれやすい。
・矯正期間が長期にわたり、結局費用がかさんでしまう。
・再発した場合にはまた施術が必要。
・その日のうちには、爪の形はあまり変化しない。
②ペディグラステクノロジー
日本発の巻き爪矯正法。爪のサイドにはまる特殊な装具を挿入し、そのプレートを爪に貼り付け矯正する方法。
【メリット】
・見た目が綺麗(目立たない)。
・b/sスパンゲよりは矯正力ある。
・欠けた爪にも対応できる。
・日常生活に支障ない。
・ネイルカラーができる。
【デメリット】
・しっかり爪の形が変わるまでは時間が掛かる。
・装具の再利用は出来ない。
・その日のうちには、爪の形はあまり変化しない。
こうした矯正法に対して、当院のツメフラ法にもメリット、デメリットもあります。
ツメフラ法
【メリット】
・他の矯正法より矯正力が強い。
・装具は繰り返し利用でき、再発予防ができる。
・痛みがないので子供からお年寄りまで可能。
・爪に負担が掛からないので日常生活に困ることがない。
・本来の形に爪が戻る。
【デメリット】
・深爪している場合は出来ない場合がある。
・丁寧な下処理、説明等するので、1回あたりの施術時間が他より長い(1~2時間程)。
・まれに内出血する事がある(※装具をつけたまま激しい運動をした場合)。
・激しい運動やマニキュアが出来ない。
ツメフラと他の施術法との比較
手術などの比較
ツメフラ | 手術 | |
施術回数 | 月1回。
通院が2~6回程度必要 |
手術は1回で終了。
(術後の通院必要) |
施術時間 | 初回1.5~2時間
2回目以降1~1.5時間 |
約0.5~1時間 |
日常生活 | 極端に激しい運動以外は問題なし | 爪の横幅が狭くなるため、力が落ちてしまう(運動される方には不向き) |
再発 | 再発しても自分で防止できる | 再発率が高いため、複数回の手術をされる場合が多い。 |
費用 | 初回1指12800円~
2回目以降4900円~ |
保険適応なので料金を抑えられる。(5000~8000円ぐらい)
それと術後の通院費 |
手術などのメリットは保険が効くので費用を抑えられるところです。
また1回で終わらせることができるので時間も短いです。
しかしデメリットも多く、麻酔や術後に痛みを伴ったり、爪の切除することで足に力が入りづらくなるので、運動などをされるかたにはお勧めできません。
また再発する場合が多く、複数回手術をすると費用もかさみ、何度も手術して写真のようになる方もいるので、見た目を気にされる方にもお勧めできません。
ツメフラ法とマチワイヤー法との比較
ツメフラ法 | マチワイヤー法 | |
施術時間は? | 初回1.5~2時間
2回目以降1~1.5時間 |
1回10分程度 |
矯正終了時の爪の形 | 自然な形に戻ります。 | ワイヤーが強すぎて、鉤状に変化する場合あり |
再発は? | 再発しても自分で防止できる | 再発する場合があり、また施術を行う人が多い |
両方とも痛みがなく、深爪の人はできないという特徴があります。
改善までに約半年~1年ぐらいかかります。
まず費用ですがワイヤーを自分で買って行えば安いが、病院などで行った場合には長期間に及ぶため、保険も効かないのでツメフラ法よりかかってしまう。(巻き爪の程度や病院によって料金が違う)
マチワイヤー法のメリットは、1回の施術時間が短く、ワイヤーを家で買って費用を抑える方もいます(爪の形がおかしくなる場合があるので、おすすめは出来ません)。
またデメリットはストッキングに引っかかったり、形が変になったり、施術が長期になるところです。
だから爪を自然な形にして再発予防を自分で行いたい方や、短期間で治したい方にはツメフラ法をお勧めします。
ツメフラ法と他の矯正法(ペディグラス法、BSスパンゲ)の比較
ツメフラ法 | ペディグラス法
BSスパンゲ |
|
再発 | 再発しても自分で防止できる。 | 再発した場合はまた新たにお金を出して施術しないとならない |
施術時間 | 初回1.5~2時間
2回目以降1~1.5時間 |
1回30分程度 |
マニキュアなど | 施術期間中の指は控えていただいています | 可能 |
爪の長さは? | 極端に深爪している方はできない場合があります。 | 短くても可能。 |
装具の矯正力 | 強い | 矯正力が弱く、効果の出ない場合もある |
スポーツは? | 矯正力が強いので、激しい運動をするとまれに内出血する方がいます | 問題ない。
ただ簡単に取れてしまう事が多い。 |
両方ともほとんど痛みはなく、日常生活の問題はないです。
BSスパンゲ法などの施術費用は1回6000円程度のため、回復までのトータルの費用は中~重程度ならツメフラ法、軽度ならスパンゲ法のほうが安い。
次にこれらの施術法のメリットですが、激しいスポーツが出来て、マニキュアも出来て、深爪でもできるところです。
しかしデメリットとして、再発予防ができなく、矯正力が弱いところがあります。
(実際に、当院にも一度はこれらの矯正で治ったけど、再発してご来院される方が多いです。またスパンゲ法は矯正力が弱いため、重度の人や爪の厚い人はそもそも治らない場合があります。)
だから激しい運動をする方、すごい深爪の方、施術期間中もマニキュアをしなければならない方は、BSスパンゲやペディグラスでも良いと思います。
しかし短い期間で回復させたい方や、再発防止も自分でやって一生巻き爪に悩みたくない方にはツメフラ法をお勧めします。
お電話ありがとうございます、
西東京田無巻き爪矯正センターでございます。