巻き爪の原因って何なの?

巻き爪の原因

①遺伝

赤ちゃんの時から巻き爪の人もいます。 このような人は小さいころから爪が化膿を繰り返すことが多いです。 

②病気やケガ

水虫が原因で巻き爪になる人もいます。また外反母趾の方も巻き爪が多いです。

③靴のサイズや形

特にハイヒールを履いている人に多いです。 また靴が大きすぎたり、小さすぎても巻き爪の原因になります。

④運動

スキー、バレー、バスケットなど指先をよく使う運動をしている方に巻き爪が多いです。

⑤爪の切り方

深爪をすると陥入爪や巻き爪の原因になります。ツメの切り方はすごく大事です。

⑥体重の急激な増加

中には妊娠をされて巻き爪になる人もいます。

⑦長時間の臥床

足の指は下からの圧力を受けていないと、爪が巻いてしまう性質があります。

だから浮指の人や、寝たきりの人は巻き爪が多いです。

⑧長時間の歩行

立ち仕事の人にも巻き爪は多いです。職業病みたいなものです。

⑨アーチ構造の崩れ

巻き爪の人は外反母趾や膝痛、腰痛を患ってる人が多いです。そうした人たちの足の裏を見ると、大きなタコがあります。これは歩行時のバランスが崩れているために起こります。

一般的にはこうしたことが巻き爪の原因と言われています。

でも、それって本当なの?

もし、本当にこうしたことが原因だったら、
原因となっていることをやめれば、巻き爪も治らないと変ですよね?

でも深爪をやめても、靴を変えても、また運動をやめても
巻き爪が治らない方は少なくありません。

また、長時間臥床や麻痺の人達は
足に圧力なんてかかってないですよね?

では、何が本当の原因なんでしょうか?
そこで次に爪の構造を考えてみましょう。

実は爪は3枚構造なんです!

爪は見た目には1枚に見えますけど、
実は3枚が重なって1枚の爪になってるんです

えっ!本当?と思った方もいると思いますが
爪はケラチンというたんぱく質からできてて
性質の違う3枚のケラチンから1枚の爪が出来てるんです。

爪は表面から、第1層、第2層、第3層に分けられています。

一般的に爪と呼ばれる層は第1層と第2層が硬く皮膚を守ってるものになります

そして第3層は水分を多く含んでいて、皮膚に直接触れている層です。

 

巻き爪の原因は第3層なんです!

第1層、第2層とは違い、第3層は直接肌に触れています。

上の写真のように、第3層は肌から直接水分を与えられながら伸びます。

第1層、第2層は油分を含んでいて、水分はあまり吸収しませんが

第3層は水分を含みやすい性質を持っているんです。

この第3層の性質が巻き爪の原因になってるんです。

第3層の乾燥と保湿が原因

下の図の(1)の赤い部分は乾燥してる第3層の状態です。

これが水分を含んで膨らむと(2)の黄色のようになります。

巻き爪にならない人は乾燥するときに(1)に戻りますが、

巻き爪になりやすい人は、第3層が内に縮んで(3)のようにその場で乾燥します。

そして、また(4)(5)のように水分で膨張と収縮を繰り返すんです。

これを何度も繰り返して、第3層が第1層と第2層を引っ張り込んでしまってるんです。

実はこの繰り返しが巻き爪の原因なんです!

ではどうすれば第3層を治せるの?

第3層の乾燥が原因で巻き爪になっています。

だから爪の矯正をしてあげて、そこにしっかり水分を補給してあげます。

そうすることによって第3層の分子が移動しやすくなります。

これを繰り返すことによって、元の綺麗な爪に戻ります。

ツメフラ法の特徴

当院の「ツメフラ法」はこの爪の性質を理解し、
原因にアプローチした方法で行っています。

だから爪にしっかりと水分を含ませるため足浴を行った後に、
爪に無理のないように矯正しています。

結果として痛みも少なく、短時間で矯正できます

また、毎日のケアの方法も指導しているので、
再発することも少ないので、お困りの方はご相談ください。

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